2025 秋旅04 動物王国




 厚岸の日の出~!
初夏だとね、3時台なんだけどこの時期5時半。(@_@)

今日もいい天気。
 朝霧は無いしラッコに逢いに行きますか♪

 朝食もソコソコに走り出し、霧のない霧多布岬にやって来ました。
 朝霧どころか雲一つない抜けるような秋空です。

 偵察に出れば居る居る大振り二頭に小振り一頭。
朝飯終わったラッコたちがプカプカ♪

クルマに戻り奥方に「居る居る」と伝え、望遠レンズ掴んで引き返すと・・・
 居ない?

 目を凝らしてアチコチ探せば奥方が「アッチ!」。
指さす先を見れば北に向かう後ろ姿。
 プカプカ漂う緩キャラからは想像もつかない力泳振りです。

アッという間に岬を廻り視界から消えました。
どうしたのかな・・・?

 ふと気づけば足元からゴトゴトと舷側を叩くような音。
 崖から身を乗り出して見れば漁船がいます。
 僕がクルマに戻るタイミングで岬を廻って来たのかな?

 様子を窺えばウニ採りなよう。
 ウニはラッコも好物ですから漁師はライバル。
漁場を譲ったんですね。(^^ゞ

 ラッコたちも漁師さんが居る間は戻ってこないでしょう。
 泳ぎ去った北の磯に来てみますが、見当たりません。

河岸を替えるかとコレもラッコの好物「北寄貝」が獲れる濤沸浜に廻ります。
 濤沸浜では漁師さんたちが昆布の荷揚げ中でした。
 このカートで干場まで運びます。
 暫く探しましたがラッコは居ませんね。

 アゼチ岬に向かおうとすると前方に路肩を注視するキタキツネ。
 コレは狩りだぞ!

 カメラ構えて見守れば、ピョン!

 振り返りざまに捕らえたネズミをポ~ンと投げた。(@_@)
遊んでるのかコイツ?

 拾い上げてガブリ。

 噛んでは置き、噛んでは置きを繰り返すキツネ。
骨でも砕いているのかな・・・?

 チョイの間繰り返し、良い子でおっちんしてユックリ賞味♪

 キツネはその後も狩りを続け、5回のジャンプで3匹の獲物。
 6割の確率なんで凄いハンターですよね。

 丁度ジャンプの瞬間を取り損ねましたが、別の狩りを動画で一本♪

 ネズミたちには申し訳ないけど何とも良いモノを見せて貰いました。
 早起きは三文の得とか言うけど三文どころか値千金だな♪


 キツネの狩りに興奮至極。
 ラッコはすっかり吹っ飛び岬を離れます。
 景色を眺めながら珈琲でも飲むかと霧多布湿原センターに。

 ココは霧多布湿原を見下ろす丘の上。
 正面の平らな島は「嶮暮帰島」、右は「琵琶瀬」辺り。
 正面左のポツンと小さな島がその名も「小島」で左が霧多布岬かな。

 珈琲は小松牛乳に化けました。
 気紛れ者の定石です。
(^^ゞ
 この濃厚な牛乳。さっきキツネの狩りを見た辺りの産。
 潮風を浴びたっぷりミネラルを含んだ牧草を食べた牛の乳なんです。
 旨い訳ですよね♪

木道を歩くも良し、霧多布岬まで見渡せる眺望を楽しんでも良し♪

 しかし辺りが何とも香ばしい。
 展望室には「霧多布ママキッチン」併設。お昼には早いけど喰うか。
 奥方は浜中海鮮カレー。

 僕は花咲ガニに帆立たっぷりの浜中海鮮ピラフ。

 外は寒風だけど部屋の中はポカポカ温室状態。
 朝から良いモノ見たしご機嫌です。
ヽ(^o^)丿

 久々に納沙布岬へ行ってみるかと移動を始めます。
R44に出て「この辺走るといつも丹頂居るよな。」と話す端から居た居た♪
 何てこと無い国道端の牧草地に丹頂の一家。

何喰ってるんでしょうね・・・?
 親たちは悠々と捕食中。
 雛はチョロチョロしたりキョロキョロしたり。

 そして風連湖まで来ればこの時期居るよね白鳥さん。
 未だ先発隊ではありますが、長旅の疲れを癒しています。

 盛んに水草を喰ってますよ。
これも手前は小振り。子どもでしょうか?

20年振りの納沙布岬
何だか様子が違いますね・・・?

2006年6月の納沙布岬灯台






 根室名物と言えばエスカップ。
 なんだけど、タイエーの焼き鳥弁当も良いんだな。
 ハセストの暖簾分けなんだけど本家より奥行深い味わいのよね。
 タレ焼きも良いけど「塩」は特筆モノ!

 奥方はタレ、僕は塩。
 チョイと総菜も買い込んでルンルンで向かうのはお風呂♪
 みなと湯は活気に満ちた大衆浴場。
 漁業関係なんですかね、若い衆も多くてご機嫌です♪

 そして湯上りに覗いたのは道の駅スワン44ねむろ。

 駐車場狭くて傾いているけどクルマが多い。
でも平気。今夜はここでオヤスミ・・・