開聞岳とご来光 2004迎春


2023年も無事で過ごせたことに感謝感謝♪
ことし最後の納車を済ませ、一年の営業を終えました。
このご夫婦は早速九州に旅するとのこと。
てな按配で僕たちも旅立ちます。

2019~20年の年越し旅行以来ご無沙汰の伊豆に行こうと
話していたものの、空模様イマイチな予想。

ことしは好天が望める九州の南東部に向かいます。
広島ICから山陽道に乗りこむものの帰省のピークでクルマが多い。
そしてブレーキ踏みまくる運転者も一杯。
車間距離詰め過ぎなんですよね。
当然トンネルに入る度にビックリブレーキの連鎖でノロノロ運転・・・

段々嫌気が差してきて徳山西ICから流出します。
景色を眺めながら2号線をのんびり、
下関手前で「ドライブインみちしお」に滑り込みました。

ココはトラックドライバーのオアシス。
名物貝汁も久々です♪

奥方は海鮮丼。

僕はカツ丼。
勿論どちらにも具沢山の貝汁がセット♪
しくじりました。
久々なんで、ココのボリューム半端ないことをスッカリ失念!
盛り盛りのカツに悪戦苦闘。ご飯は半分以上残してしまいましたよ。(^^ゞ

ここで「今夜は湯布院!」という奥方の鶴の一声。
となれば地ビールで一献!とRVパーク由布A Baseに問い合わせ。
何と何と繫忙期なのにOKって超ラッキイ♪

由布A Baceはね、湯布院盆地のど真ん中。
徒歩3分圏内に公設温泉館二つ、私設の立ち寄り湯も豊富。
何より居酒屋街が近いんです。
ヽ(^o^)丿

コレで晩酌と温泉と安眠が約束されたようなモンです♪


小月ICから中国道に乗り関門橋を渡り九州道から東九州道に乗り移り南下。
やって来たのは由布市塚原温泉火口乃泉。
かの秋田玉川温泉に次ぐ強酸性の濃厚なお湯なんです。

家族湯は待ち時間が長かったので今日は一般露天風呂

家族湯はこんな感じ(2021.12.28)
ヒノキの浴槽はずっしり重い湯を掛け流されます。

濃厚な湯を満喫して湯布院盆地に降りて来ました。

湯の坪街道はマァ観光客が多い。
異国の言葉が飛び交い目を瞑るとココは中国か韓国か?
人ごみに酔い小洒落たカフェに入るとJAZZの調べ♪
久々にコルトレーン聞いたな。

良い時間になったので近隣の居酒屋に♪
先ずは「ゆふいん地麦酒」

僕は大分名物とり天をチョイス

聞くともなく聞こえる会話ではお隣の同年輩夫婦もRVパーク泊なご様子。
声を掛けてみれば自衛隊駐屯地傍のRVパーク湯布院とのこと。

ワイワイ話していると福山からという事が判明。
広島と福山で盛り上がっていると
反対側のテーブルの同年輩夫婦から「ウチは鳥取!」
湯布院で中国地方の宴会と成り果てましたよ。
(^^ゞ
(RVパーク湯布院は自衛隊駐屯地の北東側でココから徒歩20分弱。)
静かで良いですよ。


ご機嫌でA Baceに戻りひと休みしていると予報通り小雨がパラパラ。
雨など物ともせず風呂道具ぶら下げ徒歩三分足らずの乙丸温泉館。

熱ッチッチないつも変わらぬ良いお湯で極楽極楽。


大晦日の早朝
昨夜の雨も夜半には止み空は薄曇り。
晴れの里宮崎でご来光を拝もうとRVパークを後にR210をひた走り
大分光吉ICから東九州道へと辿ります。

10号線きってのクネクネ道が終わる北川ICで東九州道を出てノンビリユラユラ♪
延岡の街、日向の街を通りぬけ津農に差し掛かる辺りでお昼時。
以前から目星をつけていたローカルファミレス「つの」に入ります。

奥方はチャンポン。

僕はこんなセット。
宮崎名物トリ南蛮にエビフライに蕎麦。(@_@)
しかも蕎麦は更科。出て来たときはウドン粉か?と思いましたよ。(^^ゞ

ココでまた奥方の鶴の一声
「初日は指宿!」

津農ICから東九州道に乗り宮崎で宮崎自動車道。
このまま高速だと霧島をグル~ッと北に大回りするし殺風景
それじゃ南回りで行くか、と都城で降ります。
沿線の景色を楽しみながら10号線を走り末吉から東九州道鹿児島区間に。
加治木から九州縦貫へと自在に乗り継ぎやって来ました南薩摩。

指宿市街はパスして山川温泉のたまて箱温泉に滑り込みます。
向うに開聞岳、手前は温泉熱利用の塩採取場跡。

ココは撮影機材持ち込み不可。
今回行ってみると更に厳しくなり「撮影を見たら従業員に知らせて」なる貼り紙まで追加されていましたよ。(@_@)

露天風呂から開聞岳を眺めているうちに初日と開聞岳のツーショットが閃きます♪

夕闇迫る番所鼻自然公園まで来ました。
ココは彼の伊能忠敬が天下の絶景と絶賛した景勝地。
周辺には温泉だらけ。園内にはタツノオトシゴ養殖施設。
初日で無くても十分に楽しめるトコロです♪

駐車場には既に越年組がチラホラ。
TV局の中継車も据えられて迎春の準備万端ですね。

お店が何処も開いて居なくて野良寝車に常備の缶詰がディナー♪
一年の締めくくりが缶詰とコンビニサラダなんてイマイチなような気もしますが、氷と炭酸水も買ってご機嫌の晩酌です。
オヤスミ・・・


令和6年の初日の出。
ヽ(^o^)丿
開聞岳のシルエットが神々しくて熱いモノがこみ上げます。

見事なご来光に満足し移動を始めました。
坊津のリアス式海岸を辿ろうと枕崎の街を通り抜けます。
そこには薩摩白波の大看板。勿論ツーショット写真をゲット♪

坊津の海岸は美しい。

映画「007は二度死ぬ」のロケ地だそうです。

ショーン・コネリーも坊津に泊まり込んだそうですよ。

後藤鼻展望所からの眺望

絶景です♪

クネクネのリアス海岸を抜け吹上浜に出ました。
先ずは海浜温泉ゆうらくで今年の初湯を浴びましょう♪

今日は風もなく暖かいので吹上浜にも出てみましょうね。

見渡す限り遥か向こうまで砂浜が続きます。
奥方は童女のように貝殻を拾っています。(^^ゞ

ユラリユラリとやって来たのは川内高城温泉。
ココは西郷隆盛も愛したという温泉です。
いただくのは共同湯。

チョッと熱ッチッチで良いお湯です。

何とも趣のある廊下

温泉街の外れには西郷隆盛愛好の湯なんて像が・・・(^^ゞ

さらに北上。鉄オタの間で有名な夕景撮影ポイントにも立ち寄りました。
奥方には夕景も列車も待つ気無いので立ち去ります。

この道すがらの信号待ちで4万キロ達成。ヽ(^o^)丿
丁度駐車場があったので入り込んでパチリ。
残念トリップが0.1増えてしまった。

このクルマ、2018年10月に降ろして以来丸五年と少々。
日本列島クルマでいける最北端と最南端を二度ずつ踏んでいますが、意外に走行距離少ないですね。

何だかんだで道の駅水俣に滑り込みます。
今日も昼間に喰い過ぎたので夜はコンビニサラダと乾きモノ。

朝も早よから動き出します。
今日の朝湯は山頭火も愛したという日奈久温泉。

日奈久温泉の金看板「金波楼」。門松立派!

温泉街のシンボル「ばんぺい湯」。
ココね、正月は文字通り晩白柚をお風呂に浮かべます。
でも10時からなんでね。2時間も待ってられません。(^^ゞ

てな塩梅でやって来たのは市営「東湯」
朝6時から開く、文字通りの普段着の温泉です。

良い湯に満足してご相談。
南阿蘇に行くべと話がまとまり松橋ICまでひとっ跳び。

山に分け入り雲台橋でパチリ。
このアングル、桜の季節にも一枚撮りたいな。

続いて通潤橋
正月は放水してるのかと思いきやひっそり・・・

なにやら面白そうなものが見えたので下の段に降りて3ショットでパチリ♪

ちなみに放水時はコンな感じ。(2000年8月)

上からだとコンな感じ♪(2000年8月)

やって来ました南阿蘇。
覗いてみたのは南阿蘇鉄道阿蘇下田城駅
むかしはこの駅舎の向こう半分がお風呂でした。
残念ながら震災から復興できなかったようです・・・


仕方がないので阿蘇四季の森でひと風呂浴びてRVパークあそ望の里に。
電源は要らないけど有料のトコロも使わなくちゃね。

隣りで阿蘇赤牛を喰って地ビール呑んでオヤスミ・・・♪



阿蘇の朝ァ~♪
中岳の噴煙も穏やかです。
何と、下の段に道の駅水俣でお隣だったキャブコンが・・・(^^ゞ
さてさて墓参りもしなくちゃイケませんし帰りますか。

朝の写真は撮り忘れました。
代わりに立ち寄った朝の道の駅阿蘇


帰りがけにお気に入りの「わいた温泉豊礼の湯」で締めの湯
今回は家族湯
コインを入れると新鮮なお湯がドウドウと注がれます♪

一杯になって暫くするとチョッと穏やかに。
涌蓋山を見上げながらノンビリゆったり。

同じ湯なのに大露天風呂だと酸化が進んで乳青色に変わります。
こちらも是非。良い色ですよ♪

R387に出て川底温泉・宝泉寺温泉・壁湯温泉を通り抜け玖珠の街。
お昼ちかくなったので早めの昼ごはん。
金毘羅うどんに入ります。

僕はゴボ天ソバと親子丼のセット。どちらも旨いの何の♪

奥方はゴボ天肉うどん。コレも旨かったそうですよ。


温泉天国九州は最高♪
開聞岳のシルエットも神々しい初日を拝めたしこの旅も随分楽しめました。
この調子で今年も一年クルマ旅を楽しみたいと思っています。

とは言え今年は北陸震災に航空機事故に北九州の大火と災難続きの三が日。
被災された皆さんのことを思うと呑気なことも言ってはおれませんが、
僕たちは僕たちでしっかり働きがんがん使うことで経済を回しつつ、
被災地のインフラがある程度復旧した折には北陸に出向き
現地ての散財で復興を応援したいと考えています。

てな塩梅で今年も働くぞ遊ぶぞ楽しむぞ!